トップページ > 大学案内 > 概要 > 建学の精神・基本理念
創立者
市邨 芳樹
市邨芳樹の建学の精神は、「一に人物、二に伎倆」という言葉に表わされ、市邨は次のように述べています。『現代の日本において最も必要なるは「人」なり。私がここに「人」と云うは、所謂「人材」を云い、単に「仕事のできる人」と云う意味にあらず。私の所謂「人」とは、円満に発達せる常識を有し、社会人生に対して正当なる理解あり、同情あり、頭の人たり、手の人たると同時に、情の人たり、徳の人たるを云う。この如き人にして、始めて学あるも其の学に囚われず、才あるも其の才の為に煩わされず、術あるも小策を弄せず、人に接し事に処するや、理屈以外、専門知識以外、攻略以外に霊妙なる作用あり。日本は諸方面に人材乏しからず、然もややもすれば、教育は堕して単に知識の注入となり、政治は権勢争奪の術となり、実業は貨殖以外に目的なきの観を呈するに至るは、私の所謂「人」に乏しきが為にして、尚他の弊害欠点も詳に其の因って来る所を探れば、皆この点に帰せざるはなし』(昭和3年1月)この言葉は、今日においてこそますます味わうべき至言であり、本学の教育はこのような「人物」の育成をその基本理念としているのです。










