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2026.08.18
学部・学科からのお知らせ
今年度から「マネジメント・ゲーム」という特殊専門講義を新設しました。対象は、経営学部・経済学部・法学部の基本簿記を修得した2年生以上の学生です。ボードゲームを通して、経営全般の流れを大掴みで体感することが、この授業の趣旨です。


ゲーム風景(購入・販売の入札時にはかなり盛り上がる)
ボードゲームでゲームをしながら、学生一人一人が社長になったつもりで、設備投資・採用・材料購入・生産・販売など様々な意思決定をしながら、各活動でのお金の出し入れを入出金表に記帳します。


ゲーム盤(ゲームを進めながら入手金表を記帳)
ゲームを終えると、電卓で計算しながら、入出金表から原価計算をし、損益計算書・貸借対照表を、作成して行きます。作成した決算書を用いて、各学生が業績(売上・シェア・利益・純資産)などを競い合い、経営分析を行い、次回のボードゲームでの作戦を検討します。
マネジメント・ゲームは、元々は企業の社員研修用に開発されたものです。既に数千社の企業が導入しているボードゲームで、各地の商工会や、一部の大学・商業高校などでも導入されています。
「ゲームの実施」 → 「決算書の作成」 → 「経営分析による振り返り」 を繰り返すことで、設備投資や採用・材料購入・生産・販売などの様々な企業活動が、どのように会計(会社の業績)と関連し合っているかを、体感することがこの授業の目的です。


経営分析表(各自の決算書を元に各グループで作成)
とにかくゲームは盛り上がります。いかに安く材料を仕入れ、数多く高く販売するかを、競い合います。設備投資や研究開発を増やすかは各自悩みます。ゲームを終えて、決算書をつくる段階になると、早く計算が済む学生もいれば、計算が合わずに時間をかかる学生もいます。次回のゲームを早くしたいので、先に済んだ学生は計算につまずく学生を助けるようになります。
初回の授業を振り返ると、マネジメント・ゲームは、各自が自主的に参加して、楽しみながら学び合うのに有効なツールであると思いました。学生からは、業績向上の最適方法を教えて欲しいとの要望が出ましたが、教えませんでした。答えは何通りもあるし、「ゲーム参加」・「決算書作成」・「経営分析」を繰り返すことで、学生が自分なりの答えを探ることができたので、答えは言わない方が良かったと思いました。
この授業は今後さまざまな展開の可能性がありそうです。地元企業や商工会の若手社員研修への協力、高校商業科などへの授業協力などです。
(この授業に関する問合せ: 経営学部 特別教授 松井義司)
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