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2021.06.14

徐 誠敏3年次ゼミ(ポジベーションゼミ)で考える 「自分が興味・関心を持つ業界の動向、求められる資質と資格、自分の強み・弱み」

ゼミ

先週金曜日、徐 誠敏3年次ゼミ(ポジベーションゼミ)では、中野 海斗君から、①旅行業界に興味を持った理由、➁旅行業界と各会社のこれからの動き、➂旅行業界に向いている人の特徴、➃取っておきたい資格、➄自分の強みと弱みについてPPTを使ったプレゼンテーションを行なってもらいました。中野君の発表に対して、良い緊張感を持ちながら、落ち着いていて前を向いてわかりやすく発表しているところが良かったと、ゼミ生たちから高く評価されました。また、中野君のプレゼンに対して、調べたものをただ読むのではなく自分の意見を交えながら、聞いている人たちと適切にアイコンタクトを取りながら話を進めてよかったと、ゼミ生から高い評価も受けました。さらに、中野君の発表を聞いて私は、旅行業界で働く人は単に旅が好きだという枠を超えて、いろんな国や地域での人と自然との出会いなどを通して、形成されうる旅に対する哲学や旅行関係の仕事に対する確固たる​姿勢や信念を持つことがいかに重要であるかを痛感しました。最後に、中野君の発表を聞いて、単純に好きだから職を選ぶのではなく、①自分がやりたいこと(Will:強い意思)と➁自分ができること(Can:能力・資格)、➂人々のためになること(Must:社会的貢献・使命感・責任感)が重なっている部分が長く続けられる自分に合った適職であると改めて感じました。中野君の発表後、質疑応答の時間を設けてディスカッションを行いました。今回は、同じゼミの先輩、恒川千佳ちゃんと経済学部4年生の水谷晃将君がアドバイザーとして参加し、今後就職活動を行うにあたって業界・業種・企業研究の適切なやり方とわかりやすいPPTの作り方・見せ方についてとても大事なアドバイスを言ってくれました。その後、酒向ちゃんは、当日の午前中に参加したオンラインインターンシップから感じたこと・学んだことを、以下のように発表してくれました。①自分が普段興味・関心を持つ業界と異なる業界のウエディングプランナーたちの生の声を聞くことができてすごくいい勉強や経験になった点。➁従業員から見た働きがいには、5つの構成要素(ⅰ信用、ⅱ尊敬・尊重、ⅲ公正、ⅳ誇り、ⅴ連帯感)がある点です。今年、就職活動をしている4年生をはじめ、これから就職活動行う学生たちは、従業員から見た働きがいのある会社を目指さなければなりません。すなわち、➀組織内で健全なる人間関係と良質な信頼関係で形成された組織文化があって、②従業員が尊敬・尊重されるような支援制度と協力体制が整備されて、➂従業員の仕事が公正に評価され、➃従業員が組織や仕事に対する誇りを持ち、➄皆が一丸となって取り組むことで従業員の帰属意識や連帯感を深められる会社にチャレンジするのが就活生にとって最も望ましいということです。

 

【今回の発表後の中野 海斗君の感想】

今日のゼミで発表をしてみて、自分の中での課題が何個か見つけることができました。旅行業界について発表してみて、自分中では他の業種と悩んでいる中、はやく決めてその目標に向けていかないといけないと思いました。徐先生もおっしゃったように、自分の働く業種でその職業へ向けての哲学とか信念などを決めていかなくてはならないと実感しました。そこまで本気で考えていかないとダメだと思いました。また。先輩に言われたようパワーポイントの発表の原稿について、数字の半角と全角がバラバラな点と文字が見にくいのでそのページで大体40文字50文字ぐらいで書くというアドバイスをもらったので、それをこれからまた発表する機会があったら気をつけないといけないと思いました。また酒向さんの話を聞き、自分の中の仕事は自分の好きなことに繋がればいいなと思っていました。しかし、企業で働いている人たちには、信用、尊敬、公正、誇り、連帯感という考え方もあるので、単に自分がしたいというだけで考えず、その会社の仕事をしていく中で重要な働きがいが他にもあるのかなと思うので、聞ける機会があったら聞きたいなと思いました。

 

*より詳しい内容については、下記のPDFをご覧ください。

 

【中野 海斗君の発表のPPT資料】

http://www.ssm-gcbm.com/pr/pdf/ssm-zemi-nakano20210611.pdf

 

写真①中野 海斗君の発表の様子

写真②中野 海斗君の発表の様子

写真③中野 海斗君の発表の様子

写真④中野 海斗君の発表の様子

写真⑤中野 海斗君の発表の様子

写真⑥様子酒向ちゃんのオンラインインターンシップ参加から

学んだことについて発表の様子

 

経営学部准教授 徐 誠敏(ソ ソンミン) 先生