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2021.07.05

徐 誠敏3年次ゼミ(ポジベーションゼミ)で考える 「自分流の就職活動のあり方」 横のつながり大切にする徐ゼミの3年生と4年生との2回目の交流会

経営学部ゼミ

先週金曜日、徐 誠敏3年次ゼミ(ポジベーションゼミ)では、前回(6月25日)に引き続き、見事内定を獲得し今年の就職活動を終えた同じゼミの4年生先輩、岩井 亮人君を招いて、「自分流の就職活動のあり方」について大変貴重なお話を聴かせていただきました。正確に言えば、岩井 亮人君は今現在、人材派遣業界1社と小売業界1社から内定を獲得していますが、今週土曜日に本人が一番希望する大手小売業界の企業の最終面接を控えています。そんな状況にもかかわらず、今回3年生の後輩たちためにわざわざ参加してくれた岩井 亮人君に深く感謝申し上げたいです。交流会の後、「良い企業選びの判断基準」とは何かについて経営学の視点からまとめたものと3年次ゼミ生たちの感想文の一部を紹介するので、「良い企業選びの判断基準」と「自分流の就職活動のあり方」に興味のある本学の学生の皆さんは、ぜひ参考にしてください。

 

【良い企業選びの判断基準】

➀自分が普段大事にする価値観と合致した企業の理念・価値観を持っているかどうか

➁常に、外部の市場変化を見極めながら、競合他社より先駆けて革新的な製品・サービスを生み出し続けている組織能力があるかどうか

➂4つの経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の中で最も重要な人的資源である社員を大事にする会社であるかどうか(⑴福利厚生の充実さ:住宅手当、家族手当、食事手当、通勤手当、資格手当、在宅勤務手当、社員寮・社宅、社員食堂、健康管理施設策、スポーツクラブなど)、⑵社員のモチベーションを高めるための各種インセンティブ制度、⑶社員の定着率、⑷働きやすい職場環境づくりへの企業努力など)

➃企業の存在意義と存在価値、企業の中核となる事業の社会的貢献度は高いかどうか、顧客・地域社会・株主などのようなさまざまなるステークホルダー(利害関係者)からの信頼度は高いかどうか

➄組織内における人間関係や信頼関係、協力関係がバランスよく構築されているかどうか

➅重要な経営活動における最終意思決定権を持つ経営トップやトップ・マネジメント(経営幹部)のリーダーシップが組織内においてしっかり機能しているかどうか、将来を見据えた戦略的ビジョンがあるかどうか。

*上記の「良い企業選びの判断基準」の中で、外部の第三者である就活生の目になかなか見えづらいものもありますが、なるべくしっかりチェック・確認しておいた方が良いだろうと思われます。また、上記の「良い企業選びの判断基準」以外に、自分ならではの判断基準を設けて最終判断をしても良いかもしれません🌟^-^🌟

 

【駒田君の感想文】

今日は岩井先輩のお話を聞いて1番大切だと思ったことは、就活は自分のペースでとにかくやってみるということです。その為にもやはり自己分析をして自分がどんな性格なのか何があっているのか見極めることが必要で、先輩のように自己年表やモチベマップを作ったり、先生にいただいた「社会人基礎力 自己分析シート」を使ってしっかり考えてみようと思いました。また、企業をマイナビやリクナビなどで調べていると良い条件の会社が沢山見つかりますが、一つに絞れと言われるととても難しく感じます。しかし、最後就職する企業は一つなので、企業を選ぶ基準となる自分の価値観と企業の在り方を照らし合わせる為にも自己分析は大切だと学びました。ガクチカ「学生時代力をいれたこと」や自己PRはどんな些細なエピソードでも良く、それよりそこでどう力を入れたか、どう成長することができたかが大切という話を聞き、題材はそこら中にあるはずですが、日頃から考えていないと中々言語化できなかったり、ルーティンでやって気づかない事もあるので一度深く考えてみたり、どうしても出てこなかったら私はキャリアセンターを利用して相談してみようと思いました。最後に就活は自分自身との戦いで自分本位になりがちですが、その時こそ周りで支えてくれる人への感謝が1番大切というありがたいお話が聞けてとても良かったです。

 

【土屋君の感想文】

今回の授業で1番学んだことは、人の話を集中して聴くことです。自分はコミュニケーショが上手じゃないほうなので、人の話を集中して聴くことで、コミュニケーショ能力がついてくると思います。岩井先輩の話を聴いていて、共感できることがいっぱいあってとても興味深く感じました。人と話すのが苦手でよく噛むと言っていたのですけど。それは僕も一緒です。面接の時も噛んでしまうことがあるけどそれを気にしないことが大事って言っていました。面接官は噛むことは気にしていなくて何を話すか、その人の熱意があるかどうかを1番大切にしているので、これから面接の時でも、人と話す時も、「噛むことを気にしないで、自分の想いを伝える」ことを重んじたいと思いました。あと、人の話を集中して聴くっていうところで僕は今まで本当に人の話に対して集中して聴いていたんですけど、人の話している内容を理解するのはもちろん、サッカーで3日紅白戦をしていたのですけど、苦手なビルドアップのプレーもうまくいっていました。徐先生が以前言っていたチームの一人一人の癖や特徴などが見えてきました。これから改善するところはいっぱいあるのですけど、この一日の授業で、自分が得た物は本当に大きい物だと感じました。

 

【海斗君の感想文】

今回岩井先輩から話を聞いて思ったことは2つ学びました。一つ目は自分のやりがいがある職業につくことです。インターンシップなど企業説明会などを聞いてみることで、自分に本当に合っているのか、本当にやりたいことなのかをまず見つけないと職業についてからやっぱり違うとなった時また探さないといけないことになってしまいます。そのため、今のうちに本当にやりたいことはなんなのか自己分析する必要があると改めて感じました。もう一つは自分のペースでやることです。一つ目で言ったことをまず焦って決めるのではなく、企業の面接などに行くまでに自分のやりたいことを考えて行くことが大事だと思います。そして自分の強みとなることそれを考えることで、自分に合った職業を考えることができるんじゃないかと思いました。今回先輩達の話を聞いて面接で大事にしなくてはならないことを多く学びました。自分からしたらコミュニケーション能力が足らないことだと思っているので、先輩から聞いたアドバイスを自分の中でどれを先にやるかを考えていかなくてはならないと思うので、あと一年ないぐらいの時間で自分のペースで何をしていくか考えていかなくてはならないと先輩方の話を聞いて実感することができたので、貴重な時間をもらえてよかったと思います。

写真➀岩井 亮人先輩の自己紹介の様子

写真➁岩井 亮人先輩の「自分流の就職活動のあり方」について熱く語っている様子

 

経営学部准教授 徐 誠敏(ソ ソンミン) 先生