新着情報

NEWS TOPICS

2022.06.30

ウクライナから日本人学生が現状を報告 ‐2022年度夏のインターナショナルウィークス‐

News国際交流

名古屋経済大学では、日本人学生と外国人留学生の学生交流を深めるために、毎年「インターナショナルウィークス」と
称して国際交流に関するさまざまなイベントを開催しています。

今年度も夏のインターナショナルウィークス「国境を越えて~つながって、広がる」を、6月20日から7月14日の期間で
絶賛開催中です。

21日には、「ウクライナの今を考える」と題し、ウクライナ在住の寺島朝海(あさみ)さんとオンラインでつなぎ、現地
の現状を報告していただきました。

寺島さんは、アメリカの大学で経営学を専攻している4年生。現在は、ご家族の仕事の関係で2010年からウクライナ・
キーウに在住しています。キーウにある新聞社でのインターンシップに参加したのを機に、今はオンラインで大学生を続け
ながら、「Kiev Independent(現地英字新聞)」の記者をしています。

今回のセミナーは4月21日に次ぐ2回目のセミナーで、本学の国際交流サークルを中心とした学生だけでなく、市邨高等学校
と犬山南高等学校の高校生の皆さんも参加し、活発な対談が行われました。
「コロナの感染状況はどうか」「キーウの街は落ち着いているのか」などの質問があり、寺島さんからは、「コロナは収ま
っているとは思わないが、人々は家や町を破壊されており、生きることで精一杯」「スーパーには以前同様に食料品が並ぶ
ようになった」と回答がありました。最後に私たち対し「今回の戦争は長期化しそうだが、引き続きウクライナの情勢に関
心を持ち続けてほしい」というメッセージが寄せられました。