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卒業生へのインタビュー

SHRESTHA ASHOKさん 就職先 ネパール・インド料理 ニューゴルカ(起業)  

1.現在の担当業務について教えてください。

私は日本でネパール、インド料理のお店を経営してもうすぐ2年になります。想像以上に忙しい毎日ですが、経営者としてお店を繁盛させるための方法を考えながら日々業務にあたっています。大学の近隣にお店があることから学生のお客様が多く、その他にも女性や家族連れのお客様にも来店いただいています。

2.「起業」を決めた理由について教えてください。

大学に入学する前から、卒業後は日本でネパール、インド料理のお店を開きたいという思いが強くありました。兄が同じ業界でお店を経営していることもあり、日本人はカレー好きであることを知っていたので、私自身母国の味を日本人の皆様に提供したいと思い、起業することを決意しました。

3.日本での起業するための活動について教えてください。

大変なことがたくさんあり、大学在学中に教職員の方々にもたくさん相談したことを覚えています。特に在留資格「経営・管理」の許可を得るための準備や手続きが大変でした。例えば店舗を探すため何度も県内を往復したり、日本の法律を1つずつ確認しながら開店に向けて手続きを進めなければならず、営業許可をもらうにもとても苦労しました。但し、私の場合は兄のサポートが大きかったと思います。

4.これからの抱負、将来設計キャリアプランについて教えてください。

現在はカレーとナンを提供する専門店の一店舗のみですが、次はネパールの伝統料理を専門に提供するお店の出店を目指しています。新たに配達事業も始めようと考えているので、お客様がさらに増えてほしいと考えています。

5.これから日本で起業や就職を希望する後輩学生にアドバイスとかコメントをお願いします。

日本で「起業」を目指すなら、自分自身が本当に会社を経営する立場で、責任をもって仕事するという考えをしっかり持つことが大切だと思います。

なかには起業しても数カ月で閉店してしまうことがありますが、そうなっては非常にもったいないです。営業状況が厳しくても、常に改善方法を考えて取り組むことが必要です。

もちろん、日本で就職することも良いことだと思うので、希望する進路で活躍できるよう全力で頑張ってほしいと思います。