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卒業生へのインタビュー

CUI PENGDAさん 就職先 トヨタ輸送株式会社  

1.現在の就職先で担当している業務について教えてください。

入社して6か月が経ち、現在はトヨタ自動車堤工場で生産された新車の車両手配をする業務に携わっています。具体的には輸送指示書を作成し、いつ、どこにどの車を輸送するかを指示管理する業務を担当しています。誤搬送をしないように気をつけながら協力会社と連携して、効率よい方法を考えながら仕事をしています。

常に「失敗から学び、次につなげる」ことを心がけて取り組んでいます。楽しみに納車を待つお客様の気持ちを考えると、私の対応1つひとつに責任を感じますが、やりがいのある仕事だと思っています。

2.日本での就職活動をふりかえって重視していたことや現在の就職先として決めたポイント、後輩に勧めたい魅力等について教えてください。

私は大学で経営学、特に「国際経営」を勉強していたので、日本でその知識やコミュニケーション力を活かして働きたいと考えていました。

私は4年次の6月に日本で就職することを決め、7月中旬から本格的に活動を始めました。少し遅いスタートでしたので、周りの友人たちはすでに内定をもらっていました。自己反省をしながらも、「まだ大丈夫、まだ間に合う」と自分に言い聞かせて、前向きに独自のペースで活動を行うようにしてきました。

私は主に商社や物流を扱う企業で、中国をはじめ海外事業を行う企業を重視して就職活動を行いました。20社ほど説明会に参加して、約10社の採用試験に応募しました。そうしたなか10月中旬にトヨタ輸送を見つけて応募しました。11月下旬に内定をいただき、12月に内定式&内定者懇談会に参加することができました(一次募集は6月内定、10月内定式です)。

トヨタ輸送を後輩に勧めたい魅力はいくつかあります。1つは「労務管理」や「教育体制」がしっかりしていることです。また将来性や安定性も含めて「安心」して仕事に取り組むことができる企業だと思います。

トヨタ輸送の新人研修は4週間あり、とても教育体制が充実しています。電話対応や名刺交換などのビジネスマナーについて外部講師による研修が行われます。研修を通して安心、成長でき、自信がつきました。

2つ目に「働きやすい職場」であると思います。わからないことがあれば先輩が「見てくれる、声をかけてくれる、教えてくれる」環境があります。来年度新入社員が入ってきたら、後輩にも同じように対応できるように、また追い越されないようにしないといけないと思っています。

3.学生時代にもっとやっておけばよかったと思うこと、現在も続けていることについて教えてください。

「語学力」の強化、特に英語と日本語です。日本語に関しては、特に現在の担当業務でも「聞く」ことが重要で、専門用語や日本各地のお客様の方言を聞き取ることなど毎日が勉強です。英語についても、家に帰ってから本やCDを使って勉強を続けています。

仕事をはじめたばかりの頃は、わからないことを何度も聞き直すことは恥ずかしいことだと思っていました。しかし、何となくでは仕事は進まず、次に伝えることができないことがわかりました。きちんと質問すること、わからないことは聞き直すことを心がけています。

「TOYOTA」の看板を背負う人間として、模範となるような人材にならなければならないと考えています。

4.これからの抱負、将来設計(キャリアプラン)について教えてください。

まずは1つずつ仕事を覚え、15~20年後には現地法人の経営管理を任される人材になりたいと考えています。そして、将来は「TOYOTA」の物流ノウハウを中国に伝えていきたいと考えています。

今後は新規の企画などにも携わることができる仕事にも挑戦していきたいと考えています。

5.これから日本で就職希望の後輩学生にアドバイス、コメントをお願いします。

後輩学生に伝えたいことは大きく2つあります。

1つは就職活動を行うなかで、失敗をすると自信を失ってしまうこともあると思います。しかし、失敗は誰にでもあります。失敗を恐れないこと、そして前向きに挑戦していってほしいと思います。

もう1つは何をするにもPDCAサイクルがとても重要だと思います。それは就職活動でも、就職してからも使えるとてもとても重要な手法です。ぜひ学生のうちから身につけていきましょう。