研究機関

学際的研究を実りあるものにし、
地域と共生するために。

教育機関としての大学は、いずれの学問においても基本体系に沿って基礎的な知識や技能習得を目指していきます。ところが研究機関としての大学は、そうではありません。
本学は、7つの研究組織をもっています。これら各研究組織では、設置する各学部の学問の既成領域にとらわれることなく、そこから一歩踏み出した、あるいは他領域と「知」を共有するような学際的研究に取り組むため、多彩な研究活動を続けています。各種の研究は、その成果を実社会で公表し、社会システムやさまざまな現場に影響を与えてこそ、目的を果たすことになります。有識者ミーティングや地域社会などにおいて、講演会活動を積極的に実施し本学研究者ならではの視点で、今日的課題に切り込み、単一的な学問領域を超え、また大学の塀を越え、成果を語ること。それこそが大学と地域の共生の道であると考えています。